大きくサイズ変更
今回はサイズ伸ばしのご紹介です
指輪のサイズ11.5号⇒19番へサイズ伸ばしということで不安もありましたが
御世話になった方からのご依頼、そしてお母様からの譲り受けた形見の指輪と
いうことでお引き受けしました。
それでも3本中2本はセンター石の強度やダイヤが重なっていた等で無理でした。。。。
そしてサイズ伸ばしするデザインはエメラルドとダイヤの数付きリングです。
7.5番UPということは7.5mmのプラチナのパーツを差し込むことになります。
なので、リング内側が広がっていくのですが、強度の無い石枠と石枠と腕との付け根が
強度的に耐えられるか心配でした
結局ダイヤ同士が触れそうなものもあったので、石枠部分は形状が広がらないようにして
腕との付け根から少しづつ広がるようにしてサイズ伸ばしをすることに。
サイズ直し部分をカットして何度も石の状態を確認しながら7.5mm分広げていきます
そして黒マジックの箇所からカット。 理由は厚みが薄いので。。。。
パーツを差し込んで形を整えると7.5mmのパーツはここよりさらに薄くなります。
なので、もう少し厚みのある箇所からカットしてその厚みをキープするように
サイズ直しすることにしました。
そしてパーツです
長いパーツなので、今回はキャストでいくことにしました
ロー付け(溶接)~
元のリングをできるだけ削らないようにパーツは少し厚めに作成してあります。
そして真円出しへ(リング内側を真円にする)
画像ないのでイメージ画像です
真金(金属の棒)にさして木槌で叩いていくのですが、石枠部分に負担が掛からないように
真金とよくあたる箇所はヤスリで削りもしました。
そして、綺麗に磨いて、石ガタのチェックをして、仕上がり~
正面も綺麗になりました。 軽く磨いただけですが石の照りが戻ります
思った以上に真円はでたかなぁ、という印象でした(^^)/
腕も綺麗に磨きました
今回はここでサイズ直ししてないけど、、、このカットも載せます(^^)
サイズ直しは何度もしているけれど、きわどいサイズ直しは怖いです
無事納品できてよかったです
サイズUPではないですが、強度が心配で細すぎる腕を交換する作業をしたこともあります。
40年前の指輪、細くなった腕を付け替え&サイズ直し 公開日:2018/12/07
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