ハーフエタニティ
北海道から戻ってきましたー やっぱり、いいところです (^^)
さぁ~、ココからは製作に集中であります
今回のご紹介はリフォームで製作したハーフエタニティの指輪です。
サイズ7号、リング幅5.5mmほど、プラチナ900で製作してあります。
バケットカットと言われる長方形のダイヤを並べたハーフエタニティで
デザインはお客様からのご指定がありました。
お客さまからお預かりした18Kのサファイヤとダイヤのリングです。
まずは宝石の状態の確認になります サファイヤの欠損は確認できました。
バケットカットのダイヤは地金が被っているので、外してからの確認になります。
ただ、ダイヤ同士が触れているので欠けている可能性が高いと判断です。
硬いダイヤですが、ダイヤ同士が触れていると結構簡単に欠けるんです
ダイヤの形状に合わせてワックス製作です。
隣同士のダイヤが触れないような作りにしました。
でもダイヤ同士が離れすぎないようにも気をつけます。 バランスですね (^^;)
ダイヤを置いてみます、、、 いい感じです
あとはキャストによる収縮や変形がなければ、、、とお祈りしながら東京に発送です
そうそう、今回のリフォームで一番困ったのは、、、 ダイヤの形状
バラバラなんですよね (TOT) これはレール留めではかなり厳しいです。
隣りのダイヤ形状の影響を受けるんです、レール留めは。。。
通常はダイヤの位置を入れ替えながら、似た形状同士を近くに配置してしていくのですが
今回は入れ替えができないんです、ダイヤの寸法順に配置していくので
どうやら、最後の石留めまで気の抜けないリフォームになりそうです (^^;)
無事、キャストから上がってきました 変形や欠損もないので助かりました (^^)
早速、ダイヤを置いてみる
キャスト時の収縮が心配でしたが、お行儀良く収まってくれました。
リング側面を整えながら綺麗に研磨していきます
同時にリング内側の透かしの四角穴も整えました。
苦労しながら、何とか石留めも終了して仕上がりました~
バケットカットのダイヤは形状が違うため、綺麗に整えて留めること と
ダイヤに被る地金を薄くしない、ということをバランスを見ながらの石留めでした。
きっちり綺麗に石留めをしようとすると被る地金が薄くなってしまうんです
ダイヤに厚みがあるためリング自体の厚みもでてしまいます。
なので、サイズ直しもバランスをとるように厚めで仕上げました。
見えない部分ですが 透かしの四角穴も崩れるともったいないので、丁寧に製作しました
そして無事に納品できました~
お客様にも気に入ってもらえたみたいでホッとします (^^)
今回のお客様は東京在住の方でした。 なので、メールと郵送のやり取りで納品致しました
数年前からアトリエエッグのブログを見てくれていたそうで、嬉しいかぎりです
なので、ちゃんとブログの更新しないと、と思う作り手さんなのでした。。。 (^^;)
それでは、今週もがんばって製作していきまっす
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