リングサイズ直し

公開日:  最終更新日:2021/12/03

 
2回連続でサイズ直しのご紹介です~[晴れ]
ウチはサイズのお直しのお問い合わせが多いので、作り手さんは
あの手この手でサイズ直ししてます~[手(グー)]  というお話です。

今回のサイズ直しはエメラルドリングと、、、
エメラルドの指輪

クリソベリルキャッツアイのリングです[exclamation×2]
クリソベリルキャッツアイの指輪

石に傷等を入れたくはないので、、、
クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 01
石に両面テープを貼って太めのタコ糸を巻いて、最後にテープを貼って保護してます。
もっといい方法があるのかもしれませんが、今のところはこれで事故がないので(^^)

糸鋸で切り込みを入れていきます。
黒いマジックは真後ろの線。 片側から見たら真後ろだと思っても反対側から見たらズレてる
ってことあるんです。 それを防ぐために両方から見てマジックでチェックしてます[目]
こんな簡単な作業でもいろんなミスを防げるのでやっています。
クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 02
そして一度に片側を完全に切り離すよりは片側は皮一枚残してから、もう一方を切ります。

このメリットは、、、、
リングって、硬いようで一箇所切断されると一気に強度は落ちるような気がするんです。
糸鋸を入れてるときに引っかかってリングの腕を変形させてたことってありませんか?
特にエンゲージで[あせあせ(飛び散る汗)]   皮一枚だけでも残ってるとそれを防げます。

なので、片側は皮一枚残して、もう片方を切断。 そして皮一枚のほうを
軽く2~3回の糸鋸の動きで切断する。という感じでやっています。
クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 03
切断完了。

そして、水にお浸しながら、、、溶接[exclamation×2]
クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 04

こちらも無事溶接~[晴れ]
エメラルドの指輪のサイズ直し 01

ヤスリ掛けで形を整えて、荒めに研磨
クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 05

そして、研磨を続けると照りが出てきます
クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 06


仕上がりました~[晴れ]
クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 07
ダイヤの表面を軽く磨くと輝きが戻ります。

クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 08

クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 09
腕の小キズもとったのでピカピカ[ぴかぴか(新しい)]

クリソベリルキャッツアイの指輪のサイズ直し 10
サイズ直し部分もロー目や面ムラが出ないように仕上げてあります。

エメラルドの指輪のサイズ直し 02
エメラルドのリングも軽く磨くことで輝きがけっこう変わるんですよね
ゴールドは一皮剝くと黄土色からレモン色になります。

エメラルドの指輪のサイズ直し 03
側面も新品仕上げでピカピカに仕上げてあります。
またサイズ直しした箇所が極端に厚みが薄くならないように形を整えています。

と、こんな感じにサイズ直ししております、ハイ(^^)

それではお仕事にもどります~[ダッシュ(走り出すさま)]

 

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