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ぷっくりなミル打ち
秋晴れ~ 天気が良いので、朝は遠回りして工房へ~
通勤の人たちを観察しながら、久々の朝マックもしました (^^)
さて、作りのほうは、、、
ご注文の受けていた ぷっくり、大きめのミル打ちの結婚指輪を製作しました
アトリエエッグのオリジナル デザインでミル打ちは人気があります(^^)
アトリエエッグではいろいろな大きさのミル打ちをしているのですが
大きめのミル打ちを希望される方が多いのでオリジナルとして作っちゃいました
少し繊細さはなくなりますが、可愛さが増すという感じでしょうか(個人的意見)
ミルを一つ一つ彫金工具で整えているので画像からもぷっくり感が分かると思います(^^)
サイズは#6号と#16.5号 リング幅3.2mmと3.5mmで、素材はプラチナ(Pt900)です。
メンズの甲丸感は抑えて、レディスは甲丸感を強めて仕上げてあります
アトリエエッグはお客様のご要望を聞きながら製作していくので、、、
リング幅やミル打ちの大きさ等変更が可能です。
なので 気になることがあればお気軽にお問い合わせください(^^)
もちろん、テクスチャー(つや消しetc)やダイヤを1粒留めたい、なども対応できます
こちらの指輪のお値段などの詳細はこちらで見られます☆
ぷっくりのミル打ちをした シンプルなマリッジリング
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これはどう見てもミル打ちに見えませんが。
CAD等で玉を作って仕上げたキャスト指輪に見えます。
いきなり王柄なコメントすみません。
たまたまブログ拝見しまして気になってしまいコメントしてしまいました。申し訳ありません。
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透かしを入れたエンゲージ
3連休も最終日~ みなさま家でゆっくりされてる感じでしょうか(^^)
エッグは普段どおり、本日もキャスト用のワックスを発送し、ただ今 まったりタイムです~
製作の方はシンプルで石枠に透かしの入ったエンゲージ(婚約指輪)のご紹介
アトリエエッグのオリジナル デザインで とてもシンプルなので、、、
流行に流されず永く身に付けられるエンゲージです(^^)
ただ、シンプルだからこそ 丁寧に仕上げないと おかしな箇所が目立つんですよね
ダイヤの大きさは0.3ct 約4.4mm、リングサイズは5.75号、素材はプラチナです。
腕は細くしてダイヤが目立つように、、、そして稜線を入れて、シャープ感も入れてみました。
腕の強度を上げるためしっかりとした厚みをキープしました。
石枠の透かしは広めにとってあります。 たくさん光が入りますように~
ダイヤの寸法に合わせて、その都度 石枠を製作するので細かいご希望にも応えられます(^^)
またダイヤにピッタリの石枠なのでダイヤも綺麗に留められんです
腕が最後に少しそり返ってる感じが好きなんです。
なんか優しい印象があって、、、 自分だけのこだわりですが、、、(^^;)
製作途中のエンゲージの石枠
透かし部分を大きめに開けて、研磨の工具が入りやすい形状にしています。
一度綺麗に磨いてしまうと、その後時間が経っても新品仕上げもしやすく
超音波洗浄機に入れただけでも結構ピカピカになるんです(^^)
腕の稜線が綺麗に出るように丁寧仕上げてる最中。。。
稜線が曲がったらデザイン台無しなので
腕の最後のそり返しの部分はこだわりました(^^)
ほんとちょっとのことなんだけど、、、滑らかでほんの少しのそり返し、、、
いい感じに仕上がったので、最後にもう一度完成品~(^^)
アトリエエッグではお客様の持込ちのダイヤモンドで婚約指輪を製作することが可能です。
お手持ちのダイヤに合わせて石枠を製作していくので、こだわった婚約指輪にも対応できます
お母様やお祖母様のダイヤを代々受け継ぐのは素敵なことだと思います。
何か気になることがあればお気軽にお問い合わせください(^^)
3連休も、アトリエエッグは製作でしたが
そのかわり、お仕事終了後は です(^^)
久々に会えた友人とも楽しく飲めました~
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ソリテール サイズ直し
10月もあっという間でしたね~ 製作、製作で今月もがんばりました
今のところ消費税のアップも影響を受けていない感じ、、、
来月もこの調子でお仕事が来てほしいと願う作り手さんなのでした(^^)
さて、今月はたくさん結婚指輪を製作しましたが、サイズ直しや新品仕上げもしました
カットされている指輪は外れなくなった指輪をカットしたものです
そして、今回のご紹介はカルティエのエンゲージ(ソリテール リング)のサイズ直しです
サイズ7号から10号へ +3号UPにサイズ伸ばし。
腕に小さいダイヤが連なっているので、そこが心配でした。 そしてダイヤが大きいことも (^^;)
サイズ直し箇所にカルティエ刻印があるので、サイズ直しの際に消えることをお客様に確認。
ただ、出来るだけ消えないようにサイズ伸ばしするつもりです
めったに見れないので石留めなどを顕微鏡で確認~
よく見ると4本の共有ツメで留めてるのではなく、対角の2本のツメでダイヤを固定していました。
なので、ツメが少しづつズレているのが分かりますかね?
気になって調べてみると、、、
こんな感じに4本のツメで留めてるタイプもあるんですよね。
同じカルティエのソリテール リングです
さて、サイズ直しですが、、、 指輪をカットして10号へ広げます。 約3mmの隙間。。。
3号UPするパーツを製作して、、、、 5円玉の比べるとこんな感じ
腕と寸法より少しだけ大きく、そして10号の丸みをつけてパーツを作ってあります。
そうすることで後々の工程で仕上げやすくなるので(^^)
特にブランドの刻印などを少しでも消したくないときに有効です☆
溶接(ロー付け)も無事終了~
できるだけ真円がでるように、そしてサイズ10号になってるか確認して、、、
ここからリング本体には出来るだけ触らず、パーツの余ったところを削って整えていきます。
最後は研磨して、、、、
カルティエのエンゲージ(ソリテール リング)のサイズ直し終了~
腕についてるダイヤもピカピカに~
リング内側も綺麗に~
できるだけ円が出るように、でも内側の刻印も消えないようにバランスをみて整えました。
カルティエの刻印も残せました(^^)/
最後にサイズ伸ばし箇所
ふぅ~、無事サイズ伸ばし出来てよかった~
大きなダイヤがついてるものは、やっぱり怖いです(><)
一緒に同じお客様のカルティエ ラブリングの新品仕上げも
けっこうキズだらけでした
丁寧にキズを取りながら研磨をして、いい感じになりました~
納品の際に身に付けてもらうと とても似合ってました(^^)
ぜひぜひ ご使用ください~
今月は1回しかブログが更新できませんでした、、、
でも、ほんと製作が進みました。 スケジュール板もこんな感じ(^^;)
遅れていた9月分もやっと10月で納品できました
なので、2か月分を一気に仕上げた感じです(^^)
さぁ~、今日は定時で帰って家飲みしよう~
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明日から10月!!
今月夏休みもあったので、あっという間の一ヶ月でした
そして明日から いよいよ消費税10%になります
商売してる人にとっては消費が落ち込まないか、心配なところです。。。(^^;)
さて、製作ほうは、、、今月は3連休が連続でありました。。。
なので、2週間分のキャストが一度に上がってきました
2週連続の3連休はカンベンしてほしい~(><)
デザインの型が決った量産品なら早く仕上げられますが、オーダーものは時間が掛かります。
さぁ~、ココからは製作に全力投球~
Pt950、Pt900、イエローゴールド、ホワイトゴールド(色味の違う2種類)
ピンクゴールド、右上の白いリングたちはシルバーです。
アトリエエッグは卸先のオーダーメイド製作も担当しているので、いろんな素材を扱っています。
まずは湯口のカット
こんな感じのキャストで できるでっぱりを糸ノコでカットしていきます。
この作業が大変で、高価な素材なので粉もできるだけ回収できるように作業します。
ここからはサイズ出しなどしていくのですが、、、 ちょっと画像はNGなので m(_ _)m
かわりにアトリエエッグのサンプル製作をご紹介
また、こんなアンティーク調を作って、、、 とツッコミが入れられそうですが
デザインが思いついたらドンドン形にしていきます
製作することでいろんなことが学べるんです、例えばテクスチャーの組み合わせなど(^^)
こちらはホームページの画像を差し替えしようかと思い、以前納品したものを再製作です。
以前、製作途中で感じたことに改善を加えて作ってます
新型のエンゲージ
アトリエエッグでダイヤをご用意するのもいいし
お客様のダイヤを使って製作することも大丈夫です。
最後はアトリエエッグのオリジナル結婚指輪(Pt900)
ぷっくりとしたミルグレインが特徴のマリッジリング
エッグでは男女別々のデザインを選ばれることも多いのですが
男性、女性ともこの指輪をすぐに選ばれました~(^^)/
新作のエンゲージも決まり、ただ今ワックス製作中です
そして、そして、9月末はビアガーデンも終わりの季節、、、 夏が終わる~
綺麗な夜景でした~ 京都のビアは壁が低いので眺めがいいのです☆
ジュエリー繋がりの飲み会でしたがホント楽しかった(^^)
職人さん、デザイナー、販売員、いろんなお話したけど、楽しかった以外憶えてない(^^;)
また開催しようと思います。
もはやビアガーデンに見えない(笑) アチ、アチチの画像(^^)
さぁ~、10月は納品多いです
製作に、デザインに、CADに、がんばります~(^^)/
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知床半島に
9/6~9/10のお休みを使って世界遺産の知床半島に行ってきました~
イヤぁ~、迫力のある自然が見れて、ほんとにいいところでしたよ(^^)
ということで、今回はそんな知床旅行&登山の画像をご紹介です~
まずは北海道らしい風景 一つ一つの農場がデカイです、ほんとに
2日目から登山です☆
羅臼岳の頂上めざして、3時半起床、4時民宿出発、朝の5時から登り始めました
この画像で頂上まで30分~45分くらいのところです
羅臼岳全体の画像は撮り忘れましたが、迫力のあるお山でした(^^)
フラフラになりながら羅臼岳の頂上~ 標高1,661mです。
海のむこうにうっすら見える陸地は北方領土の国後島(くなしりとう)です。
画像では小さく見えますが、実際はかなり大きくて近くに見えます。
ヘロヘロですが、何とか登って来れて笑顔の写真(笑)
天気ももってくれて良かった~☆ 夕方から崩れる予定だったので。
羅臼岳はヒグマが出ます、、、(><)
というか知床は世界的に見てもヒグマが高い密度で生息している場所なんだそうです
なので、熊避けの鈴やクマ撃退スプレー(唐辛子を噴射)をレンタルして登山しました。
下山途中にパーティから5m付近で笹が大きく揺れて焦りましたが、エゾシカでした(><)
姿の見えない笹の揺れはほんとに怖かったです そして、シカの耳が見えた時はホッとしました。
3日目は観光~
筋肉痛と膝を痛めたので、登山はとてもムリの状態でした、、、(^^;)
ということで、観光船から知床半島を堪能です☆
崖の高さは100m以上あるそうです。 なのでマンションの30階くらいでしょうか
こんな大きな岩も
こんな高い滝も
楽しめるのであります~
ヒグマの親子も出会えました。
小さい観光船だったので、ヒグマを見つけてくれると近くまで寄ってくれます。
といっても、もちろん距離は有りますが、、、(^^;)
お母さん熊が移動すると子グマたちもついて行きます。
遠くから見る分には ほのぼのした光景でした(^^) 近くでは出会いたくありません。。。
2頭めの熊を発見
お魚を探してるようです。
3頭めの熊を発見 この熊は大きかったです
周りにも隠れて熊がいるそうなのですが、このボス的な熊のせいで近くに寄れないそうです。
見てる分には「魚はどこ?」みたいな、、、頭をキョロキョロさせて可愛い感じでした。
ちょっとビックリなのが、熊から200~300メートルくらいの距離に建物や重機があるんですが、、、
住宅ではないと思うけど工場っぽい。 普通には考えられない状態です
双眼鏡とカメラと交互に見るので疲れましたが、いい観光船でした~
午後からは知床五湖です。 時間は無駄にできないので忙しいのです
トンボも一緒に写りたいということなので、、、
知床連山 + 湖に映りこんだ知床連山 + トンボくん(笑)
知床五湖には高架木道もあります。 2日前にヒグマが目撃されたそうです
ココはほんと綺麗な景色が堪能できました。
世界遺産ってすごい
4日目は斜里岳~
面白い登山でした☆ こんな感じに川の近くを登っていきます。
川の水の近くを歩くと なぜかテンション上がります(笑)
頂上のからの風景~ 標高は1,547mです。
羅臼岳 同様きれいな景色を堪能できました~☆
下りはビール のことだけを考えながら歩きます
とにかく暑かったです、ほんとに
最後はドライブ中に出会った動物たち☆
キツネくん、普通に道路の端を歩いていました。。。
親子連れのクマたち、、、
車とすれ違う時には5mくらいだったと思う。。。
泊まった民宿はココから300mくらいです
世界遺産の知床、、、 迫力のある自然といろいろな自然動物たちに出会えます
最後はニャンコ、、、 手が萌える(笑)
さぁ~、リフレッシュできたし、9月もバリバリ製作します~
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クリスマスツリーを彫刻
9月ですね~、夜は涼しくなってきて自転車に乗っていても気持ちがいいです(^^)
さて、今週末の9/6~9/10まで夏休みを頂いています。 よろしくお願いいたします。
お休みは北海道へハイキングに行ってリフレッシュしてまいります(^^)/
今回のご紹介はクリスマスツリーを彫刻した結婚指輪です
出会われた日がクリスマスだったことから、クリスマスツリーを彫刻したいとのことでした
2本ともプラチナでサイズは10.5号と15.5号。
寄り添うような2本のクリスマスツリーは手描き感のあるイラスト風がご希望でしたが、、、
リング幅は約3mmほど(硬貨2枚分)なので、苦労しました
レーザー刻印で彫刻するのも考えましたが、後々 ツリー柄に何かあっても修復できるので
切削機である程度彫って、そこからは手作業で柄を作りました。
ちなみに切削機では柄はまったく出ませんでした、、、
なので、シルバーでサンプルリングを2回製作して出来上がりのチェックしてから
の本番製作でした
本番用のワックス~、、、 肝心のクリスマスツリーが見えないですね(><)
キャスト上がり!! 無事にクリスマスツリーも表現されてた(^^)
ココからはタガネを打ち込んで柄を整えていきます
てっぺんの☆型が大変そうですが、、、
そして無事、仕上がりました~
リングの表面はつや消しにして、クリスマツツリーは磨きで仕上げてあります。
また手描きのツリーに合わせて、リング幅、厚みにムラつけた作りになっています。
今回のお客さまは久しぶりの京都在住のお二人~ 無事に納品もできました(^^)/
ふぅ~、激しかった3ヶ月間もようやく乗り切った感があります(^^)
9月はサンプルリングやリングの切断の補助器具などを製作していきたいです。。。
それでは製作に戻ります~
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刻印を改善③
GRSグレーバーマックスで刻印を打つ ということで、、、
あ~でもない、こうでもないと改善をしてきました
ただ今のモデルがこちら。。。
これを約3ヶ月使用した感想は、、、 もう金槌や手押しのみで刻印を入れることはない
ということでした。 後半は深く刻印を入れることができるようになりました。
なので、これからはグレーバーマックスで刻印を入れる ということを前提に改善です
それなら、、、
グレーバーマックス用に刻印をいじってしまおう~
という考えになってしまい(^^;)
元々の刻印はこんな感じ
これを削って、削って、、、、
こんな感じにしてしまいました
独立して15年、使い続けてきた刻印くん、すいませんm(_ _)m
乱視の職人さんにとってはつらいのよ、刻印打ちは~
(削りだした円柱部分は直径3.5mmほどです)
ということで、もう後には引けません
ジョイントのパーツをつけて
もう、よく使用する刻印を全部しちゃいました (4本で2~3時間、掛かったと思います)
最大の問題は強度なんですよね。。。
これで耐久性があれば、苦労していた刻印打ちが大幅に改善されます
そこだけは試してみないと分からないんですよね(^^;)
ダメだったら、またブログでアップします。。。(ToT)
手押し用のグリップを装着してみた
そして、グレーバーマックスにも装着
ぼくはいつもグレーバーマックスで刻印を入れた後、「Pt950」の周りの凹凸を取って
その後 手押しの刻印を もう一度入れて「Pt950」を整えています。
次回からはその付け替えもとてもラクで時間短縮になりそうです。
手押しのグリップを握った感じ、、、
刻印の先端からグリップまで短いので扱いやすそうです。
あとグリップの細さかなぁ、、、握りやすい~
同じくグレーバーマックスで握った感じ、、、
強度と耐久性があれば、ほんとに良い工具になると思う。
最後にシルバーに試し打ちです 深さのムラもないし、いい感じです(^^)
GRSグレーバーマックスで刻印を打つ
この改善で3回もブログをアップするとは思いませんでしたが、、、(^^;)
もし、刻印が折れたり、曲がったりしたら、またブログで紹介していきます。。。(ToT)
最後に9/6~9/10まで夏休みを頂きます。 よろしくお願い致します。
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アレンジで幅細
最初にお知らせ、、、
9/6~9/10まで遅めの夏休みを頂きますm(_ _)m
よろしくお願い致します。
今回はちょっと前に納品した結婚指輪のご紹介です~☆
アトリエエッグのオリジナル結婚指輪をアレンジで細くしました
上側はシンプルな甲丸、下側はデコボコした面をつけた槌目風、、、
まったく違う雰囲気を一本にまとめた結婚指輪なのです
お客さまは細い指輪をご希望だったので、本来 女性用だった指輪を男性が身に付け
女性用は出来るだけ細くしてほしい、とのことで幅2.5~2.7mmほどで製作してあります。
素材は2本ともプラチナと18Kゴールド、サイズは18.25号と12.75号です
槌目部分はこんな感じ
ちょっと見難いですが、タガネで叩いて岩肌っぽく仕上がっています
今回のお客さまは群馬からご来店でした(^^)
そこから幅の細くした実寸ワックスやサイズ確認用のシルバーリング等をお送りしながら
確認作業を進めて、郵送で納品でした~
後日、気に入ってくれたとのご連絡を頂けました~☆
遠いにもかかわらず、ご注文いただけるのは作り手としては嬉しいんですよね(^^)/
最後は難敵、リング一周 溶接前の画像、、、
溶接が上手くいくようにプラチナとゴールドの隙間の確認作業の状態。。。
下準備でデキが決るので、一番神経を使う作業になります。
溶接無事完了~
ロー材(溶けやすい金)もスッーと隙間に流れこんで、いい感じです(^^)
画像を撮りながらホッとしてる作り手さんです。。。
今回のオリジナル結婚指輪の価格や詳細は、、、
NO.52 甲丸と多面体を組み合わせた、個性的なマリッジリング こちらで見られます
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指輪の切断
レール留め、チャネルセッティングのティファニーの指輪の切断とサイズ直しのご依頼。
(アトリエエッグでは指輪のカットを優先的に対応しています)
リングのカットは3分ほどだったと思います。
以前は指輪のカットに時間が掛かることもあり、何とか改善したいとずっと思ってました。
最近、この手法がいいのではというのが見つかり、そこからは3分ほどでカットできています
そちらはまたブログでご紹介しています
さて、お話しを戻して、、、
今回はティファニーのハーフエタニティの指輪でした
そして、、、レール留め、チャネルセッティングの指輪です。。。
ダイヤが多く留まって分、金属部分が少なくなるので 強度が弱くなります。
お客様には変形しやすくなること、ダイヤが外れやすくなることをお伝えして
サイズ伸ばしと同時に変形直しを進めていきます
リングの内側の確認・・・
はい、ティファニーさんのハーフエタニティの刻印もこの通り
刻印は画像では薄く見えますが、実物はきちんと入っています。
気になるのは、、、TIFFANY & Co. のすぐ後に2013.~ と日付の刻印が入ってるんです。
ティファニーの刻印は残して、日付の刻印は入れ直しするので一度消します
近すぎる~
まずは変形を修正しながら、目標のサイズまで大きくします
だいたい指輪のカットのあとはサイズ5~6号UPのサイズ直しになります。
サイズ直しで差し込むプラチナ950のパーツを作り、、、
高価なプラチナなので、できるだけ無駄のない寸法で製作します、慣れたものです
内側はすでに13号のまるみにしてあります(^^)
また、無駄のない寸法でパーツを作ると溶接の際の難易度が下がります。
ボリューム感が同じだとロー材がいい感じに流れてくれるんです
そして、溶接(ロー付け)~
ロー材は綺麗に流れてませんね、、、 ロー目が出ない代わりにドロッとしてるんです(^^;)
この後、形を整えて、、、
ダイヤが動いていないか確認、、、 動いてるのがあったので留め直します。
そして研磨をして、、、、 日付やイニシャルの刻印の入れなおして、、、
ティファニーの指輪の修理とサイズ直しが終わりました~
ダイヤとダイヤの間の汚れも落としたのでキラキラになります
もう少しアップで見ると、、、
有名ブランドの指輪をマイクロスコープで見れるので石留めの勉強になります。
ダイヤが連なって留めてある レール留め、チャネルセッティング。。。
なるほど、なるほど、、、こんな感じにダイヤの下側を作ってるんだ、、、という感じ(^^)
変形を取るのは難しかったです。 ダイヤの留まってる部分は強い力を加えられないためです
ゆっくり力を加えながら円に近づけていきました
サイズ直し箇所です
ダイヤの下穴も綺麗になりました~
ティファニーの刻印を残しながら、日付とイニシャルの刻印を入れなおしました。
TIFFANY & Co. の刻印は薄くなっているのが分かると思います。 特に「Co.」
日付の刻印も完全に消すことは出来ませんが、バランスを見てココでストップしました。
ふぅ~、これで修理も終了です
あとはお客様に喜んでもらえたら嬉しいです(^^)
さぁ~、8月も最後の週です、今週もガンバであります
(2020.3.1 追加分)
外れなくなったティファニーのミルグレインのカットとサイズ直し(+5号)もしています。
ティファニーの指輪(クラシックミルグレイン)のサイズ直しと修理 公開日:2020/02/29
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初めまして、ティファニーでお直しを断られたマリッジリングでも大丈夫でしょうか?全体的にロゴとダイヤが三ヶ所入っている物なのですが
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伝統的な指輪
最近、ブログをドンドンUPです
製作していると、キャストや彫り留めで仕事がスポッと空く時があるんですよね
その合間を見つけて、書き込んでいます(^^)
製作中の画像はいっぱい残しているので、使わないともったいないので
ということで、今回のご紹介は、、、
納品したばかりの アイルランドの伝統的工芸品の指輪 のクラダリングです
ハートは「愛」、両手は「友情」、王冠は「忠誠」を表現しているんです。
アトリエエッグではそんなクラダリングを結婚指輪として、永く身に付けられるように
幅太のリングで製作しました
2本ともプラチナ、リング幅4.8mm。 サイズは9号と14号です。
ハート、王冠、両手、そしてリング一周に入ったケルト文様は丁寧に仕上げました。
プラチナの鋳造ではこういった細かい柄はあまり向いていないんです。
なのでキャスト上がりはこんな感じ・・・
この画像では分かりにくいのですが、肌荒れがヒドイのです
そんな状態でもプラチナを盛ったり、柄を削りだしたり、タガネ打ち込んだり、
ミルグレインを作ったりで、、、マイクロスコープで確認しながら仕上げていきます
そして、こんな感じにグラダリングが完成~
たぶんクラダリングに限らず、柄の修正や修理のレベルはだいぶ上がってると思う (^^;)
今回のお客様は群馬在住の方でした
なので、最初から納品までメールのやりとりのみでしたが、サイズもピッタリで
気にってもらえたとのメールも頂けました~☆
エッグでは遠方からご注文が多いので、気になることあればお気軽にご連絡ください(^^)
最後はリングの後ろ側です。 リング一周にケルト文様が入れてあります。
両端にあるミルグレインもぷっくりで少し大きめで入れてあるんです
いかがでしょう、こんな個性的な結婚指輪もいいと思います~
エッグではこういった柄の結婚結婚指輪を多く製作しています。
その後もアフターケアも対応していますので、安心してお任せください(^^)
今回のご紹介のクラダリングのお値段などの詳細は、、、、
NO.62 クラダリング(個性的なマリッジリング) こちらで見られます。
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ご指摘、ありがとうございます。
はい、CADで玉を作って玉グリで押さえ込んで製作しています。
正確にはミル打ち風と言わないといけませんね。 すいませんm(_ _)m
地金でミルグレインを入れる商品はアトリエエッグではこちらの商品になります
https://atelier-egg.net/marriage/marriage48.html
繊細な雰囲気な柄になります。
ただ、最近は原型(量産品の元型)に入れてあったり、機械で入れたり、うちのようなCAD製作したミル打ち(風)が主流になってきている気がします。また実用面でもCADのミルグレインが深いからなのか 時間が経過しても消えにくいという印象を受けます。 古いミル打ち指輪の修理やサイズ直しで見たミル打ちは消えかかってることが多いです。
そのためかアトリエエッグでは地金で入れるミル、CADで入れるぷっくりミル打ち風を見比べて選択できますが、ほとんどのお客さんが大きめのぷっくりミル打ち風を選択されます。
「ミル打ち」「ミル打ち風」の製作工程で選択されていないようなのでまとめてしまっています。
ただ気になさる方もいますよね。
ご指摘ありがとうございます。