70年前の指輪
工房のお近くの方からのサイズ直しのご依頼でした。 最近は京都市以外の方からのお問い合わせが多いのでお近くの人は久々です😊
指輪のほうを確認させてもらうと、、、

シンプルなゴールドの結婚指輪です。 フムフム、コレならサイズ直しも問題ない!!
リングの裏側も確認してみると、、、

おぉ~、筆記体で文字入れしてあります。
しかも、レーザー刻印ではなく、タガネ(彫刻刀みたいなもの)で彫ってあります。 ここらへんで イャ~な予感が。。。。
そ、そして、、、、 やっぱり💦

古~い結婚指輪だと思いました、、、(^^;) 70年前です。
おじい様がスイスでご購入され、使用していた結婚指輪をお二人で使用したいとのこと。 彼氏さまのリングは+0.25番ですぐに終了!!
問題は彼女さまの-5番縮めです、、、
指輪の裏側にはほぼ一周メッセージが彫られていたので、サイズ直しはココですることに。

「750」と翼のような刻印は消えて「18K」 刻印になります。 そして、筆記体で彫られた文字はできるだけ残します。 とお伝えしてー5番のサイズ縮めです。
以前なら、ー5番のサイズ縮めなら文字は消えます。と言っていましたが、、、最近、こういう感じの多くて麻痺してきています😅
ということで、今回のサイズ直しは、、、
①ー5番縮めでサイズを出すこと。
②サイズ直しした箇所が分からないこと。
③文字入れを残すこと
という感じです。。。💦
まずはサイズ出し!! いきなりー5番カットして小さくなりすぎると内側の文字に影響するのでー4.5番くらいで様子を見てから再度糸鋸を入れて、ー5番にもっていきます。

合わせ目もピッタリです(^^)/ こうすることでサイズ直し箇所が分かりにくくなります。
溶接(ロー付け)を終えて、整えていきます。

サイズ直し箇所の裏側

真円を出す際も内側に傷が入らないように注意を払いながらの作業になります。
今回は綺麗に表面を磨くよりはサイズ直し箇所が他と馴染むように仕上げました。 一番上がサイズ直し箇所

リングの裏側。 真円出しの際に小キズが付くので裏側は磨いています。

文字が残ってホッとします。 リング裏側はスコープ(顕微鏡)を使いながら研磨です!!

最後にサイズ直し箇所。 「18K」の箇所でサイズ直ししてあります。

納品した際にはサイズ直し箇所が分からないと言われていたので、よかったです☀
ただ時間が経つとローめが出てきてしまう可能性はあるんです。。。 もちろん、できるだけロー材は取ってありますが。
そして、無事納品も済み、他にも出したいサイズ直しの指輪があるそうなのでまたご来店されるということでした。 今回サイズ直しした指輪のお話も聞けそうなので、楽しみにお待ちしていますね。
この他にも50年前の古い指輪のサイズ直しをブログでご紹介しています

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