リングサイズ直し
新学期になりました~
工房に来る際に同志社大学の前を通るのですが
サークルの勧誘ですごい人の数
でも、毎年この楽しそうな光景をみると1年たったんだなぁ、と思います(^^)
さて、今回はダイヤ付きリングのサイズ直しのご紹介
この指輪を#12から#8へ、-4番のサイズ縮め。。。
丸いダイヤは問題ないとして、長方形のダイヤがサイズ縮めに耐えられるか、
あと、長方形のダイヤが隣同士 触れていたら、ダイヤが欠けてしまう、もしくは
割れてしまう可能性があるのでそこが心配でした。
スコープで確認してみたら、長方形のダイヤが隣同士 触れていなかったので
#8番は厳しいかもしれませんが、#9.5付近まで、そして真円を出せませんよ。。。
ということ了承してもらい、お受けしました。
ということで、ちょっと心配なのでさっそくとりかかります
いきなり4mmカットは怖いので、3mmカットで進めています。
そこで大丈夫そうならもう一度カットして#8番へ
仮の溶接へ~
ダイヤに熱が伝わらないようにティッシュに包んで、水の浸したところへドボンです
溶接が済んだらリング内側を軽く整えて、、、 万力を使って真円出しとサイズ確認へ
万力でゆっくりと締め上げてから芯金(鉄の棒)を奥へ奥へと差し込んでいき
その度にルーペで長方形のダイヤ同士が触れていないかチッェク
通常のサイズ直しでは芯金にリングを突っ込んで木槌で叩いて真円出していきます。
ただ、今回は長方形のダイヤが付いていたので、瞬間的な衝撃を与えるのではなく
ゆっくりと圧を加えながら、できるだけ真円出す。 ことを選択しました。
なんとかサイズ直しのメドはたったので、ここからもう一度縮めて#8へ
ココからは画像でサクッと進みます(^^:)
最終の研磨前の状態です。 あともうひとガンバリです
同時に進めてる18Kのダイヤ付きリングのサイズ直し -2番にしてます。
そして、仕上がり~
まずはゴールドのリングのサイズ直し
サイズ直し箇所です
横から
そして、苦労したダイヤ付きリングのサイズ直し
サイズ直し箇所です
新品加工を加えて綺麗に整えました(^^)
苦労しましたが無事仕上がりました~
ブログ後半は画像ばかりで、かなり説明省略、、、
でもなんとか無事納品出来てよかったです(^^)
それでは製作に戻ります~
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