ー7号サイズ直し
一月も最後の週に突入
今年もあっという間に年末になってしまうのでしょうか
さて、今回はカルティエのサイズ直しのご紹介
シンプルな形状なので、サイズ直し的には問題ないのですが、、、
ちょっと やっかいなのは#18番⇒#11番へ-7番のサイズ縮め
というのは奥様が結婚指輪を紛失されて、使用していない
旦那様のカルティエの結婚指輪を使いたいとのこと。
スコープで確認したところ、すでにカルティエの刻印が薄い状態です。。。
お客さまにはさらに刻印は薄くなる、最悪消えかかることもあるということを
お伝えしてサイズ直しをさせてもらいました。
-7番ということで7mmカットします。 サイズが小さくなりすぎることを避けるため
最初に#11.25~11.5位までもっていき、もう一度サイズ縮めで#11番へ。
しっかりと溶接をして、整えていきます。
リングの裏側もこんな感じ。
裏側の右側にカルティエの刻印がうっすら写りこんでします
そして、ココからはひたすら研磨です。 綺麗に整えていきます。
ただ、金属のリングを-7番も縮めるとリングの裏側のシワというかメラメラ感が
結構ひどい状態になります。
そのシワを綺麗に取ろうとすると刻印は消えてしまうので、シワをできるだけ取りながら
でも刻印もできるだけ残す。というバランスを取りながらの作業
そして、サイズ直し終了~
リングの裏側はこんな感じに。 これ以上、研磨すると綺麗になるけど
カルティエ刻印も薄くなりすぎると判断してストップです
上の3枚と下の1枚では研磨の違いがわかるでしょうか、、、
下は無地の部分だったので綺麗に研磨ができて、新しく文字の入れ直しができます。
書体は以前とは変わってしまいます。
表面も研磨して綺麗にしました。
そして、 無事に納品 お客様にも喜んでもらえて、よかったです(^^)
今回はカルティエのサイズ直しのご紹介でした~
それでは仕事にもどります
アトリエエッグではいろんなブランドの指輪のサイズ直しや修理をしてきました。
ホームページで一覧でご覧になれます。 ぜひご覧ください☆
<< ジュエリーの修理 指輪のサイズ直し の 一覧ページ >>
<<トップページに戻る>>
- コメント (0)
-
コメント