時間を見つけながら、少しづつサンプル作ってます
リング幅は６ｍｍと幅広で、ちょっと個性の強い結婚指輪たちです。

ウチのような小さい工房に来られるお客さまは百貨店の指輪はどれも同じ指輪に見える
という方が多いんですよね。　なので、ちょっとクセのある結婚指輪を製作しています。

つくり手さんがデザインして作るので、何度でも作り直しができて、自分の思った通りに
製作しています。　さてさて、どんな指輪に仕上がるかな、、、（＾＾；）


最初はワックス 　　クラダリング です。
アイルランドの伝統的な指輪でハートは「愛」、両手は「友情」、王冠は「忠誠」を表します。


次は 王冠（クラウン）の指輪

王冠（クラウン）は名声・富・栄光・美、知恵・洞察力とすべての幸福をを表すそうです。

上の指輪のワックスはどちらもアウトラインを少し崩してみました。
これが結構手間が掛かるのですが、いい感じに仕上がるといいのですが、、、
また、表面加工で試したい仕様があるので、それを生かすデザインにしてあります。


さて、ここからは以前ワックスをご紹介した指輪。　シルバーの製作に突入しています
まずは 七宝柄の指輪 、、、

円形が永遠に連鎖し繋がるこの柄に、円満、調和、ご縁などの
願いが込められた縁起の良い柄なんです。

定番の 唐草模様の指輪 　　どこまでも伸びていく蔦（ツタ）をイメージしています。

蔦（ツタ）は枯れにくく育ちが良いことや、壁や木などに絡まると離れないことから、
「永遠の愛」「結婚」などの花言葉の意味を持ちます
唐草に丸みを持たせて柔らかい印象の指輪に仕上げるつもりです。

最後のサンプルは アンティーク調のパルメット文様 です

乾燥地帯にあっても枯渇することのない生命力の象徴として
古代人の崇拝の対象となった聖樹ナツメヤシをもちいた文様を繰り返し入れてあります。
コレ、いい感じなんです（＾＾）　テクスチャーをどうするか思案中。。。


そして受注分のワックスも製作しています
まずはシンプルな甲丸の指輪ですが、厚みがとても厚い結婚指輪

心配なので一度シルバーサンプルを製作して、厚みとリングサイズを確認をしてもらいます。
実際の結婚指輪では表面側と内側、プラチナとゴールドで別の素材で製作です。

次はリフォーム　　リングから外してペンダントにします

このお客様からは何度もお仕事いただいていますm(_ _)m
今回もいい感じになるように仕上げます

最後はアトリエエッグのピラミッドスタッズ柄の結婚指輪です。

名古屋在住のお客様からのご注文でした（＾＾）
作り手としては綺麗な肌で鋳造から上がってきてほしい、、、
と、祈るような気持ちで東京へ送り出します（＾＾；）

2月も中旬です。　お店からのご注文が増えてきたのでがんばって製作です
そして、サンプル作りも少しづづ進めていきます～
 
（2018.6.27　追加分）
製作したサンプルの結婚指輪たちは幅を少し落して、オリジナルとして販売し始めました。