サイズ直し の仕方

公開日:  最終更新日:2024/06/03

 
今日から7月!!
後半戦もがんばっていこうと思います [ダッシュ(走り出すさま)]

さて、今日はジュエリーのサイズ直しのお話。
ジュエリーのサイズ直し 01
ゴールドのリングは+2番に。  プラチナのリングは-7番にするサイズ直しです。

石がたくさん留まってますね・・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
側面に透かし柄が入っているのに-7番って・・・・[たらーっ(汗)]
そうです、職人だって びびる 時はあります

そして、サイズ直しへ、、、 いつもの通りにまずは延ばしに使うパーツ作りです。
ジュエリーのサイズ直し 02
18金は微妙に色味が違うので、同じ色味のゴールドを購入してから溶かして
ローラーかけて断面正方形の角材にします。

その後、その角材をまたローラーにかけて 必要な寸法出しをします
ジュエリーのサイズ直し 03
ローラーをかけると厚みは薄くなりますが、その分幅が広がります。
それを考慮しながら寸法出しします。

そしてリング本体とパーツに隙間が出来ないように丁寧に下準備します。
(隙間があると後でサイズ直し箇所が分かってしまうからです)

ジュエリーのサイズ直し 04
ロー付け(溶接)です。 [パンチ]
石に火を当てられないので正面側は水につけながらロー付けします。

ということは正面側は水で冷やして、溶接箇所は高温にということで
とても不安定な作業になります、、、  [あせあせ(飛び散る汗)]
溶接が終わるとヤスリで形を整えて、、、
ジュエリーのサイズ直し 05
腕の峰がウネウネしないかチェックしながら整えます。

石ガタのチェックをして、最後に綺麗に磨くと、、、
ジュエリーのサイズ直し 06
仕上がりました~[exclamation×2]
プラチナのリングはスコープで見ながら透かしの柄を修正しました

ジュエリーのサイズ直し 07
どうでしょう、、、  サイズ直しの箇所がわかるでしょうか、、、、

ジュエリーのサイズ直しで、もう一つ大事なことはもともとの形状を
できるだけキープするということです。

サイズ直しした箇所が極端に薄くなったり、幅が細くなってたりしたら
変ですよね。  そういうことにならないように仕上げていきます [パンチ]
今日は職人だってちょぴり びびり ながら、そしてこだわり持って
製作をしているというお話でした。。。

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最後は新しい結婚指輪のサンプル
ピラミッドスタッズ柄の結婚指輪 01
ピラミッドスタッズ柄の結婚指輪【NO.45】です。
クセがありすぎるので、一度はボツにしていましたが
お得意様の鶴の一言で復活[exclamation×2]
ピラミッドスタッズ柄の結婚指輪 02
サイズ直しは出来ないので、体形維持ができるご夫婦のみの販売になります (^^)

 
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