カレッジリング
今回はカレッジリングのワックス製作のご紹介
エッグのカレッジリングは腕に柄が入っていないシンプルめです。
なので、男女関係なく着けられると思うし、年代を選ばないのかも。
お客さまも卒業されてから何年か経ってご注文されています。
今回の製作するデザインはこちら
京都の方なら、母校のエンブレムだ~、思う人もいると思います
上のデザインは最終的に絞り込んだデザインです。 よく見ると、、、ちょっと違和感あるかも
と思う箇所もありますが、何回か試し切削をしても上手くいかず。。。
後は地金で触ったほうがよいと判断して、触りやすいCADデータにしています。
地金で触りやすいというのは、地金になってから足りない部分を盛るのは大変なんです。
逆に、削ったり、彫刻するのは地金になってから可能ですし、細かい柄は地金になってから
のほうが綺麗にできる場合もあります。
そういう意味で後で地金に触るなら、、、、 と考えながらデータ製作しました。
まぁ、製作するのが自分なので、自分目線ですが(^^)
そして話はさかのぼって、、、上のCADデータに行き着く前にはお試し切削しているんです
試し切削の状態① う~ん、ここが気になる、、、
これだと地金になっても修正できないなぁ、と悩んでた時のワックス(^^;)
試し切削の状態②
よしよし、後はここだけ修正しよう と目処がたってきたワックス(^^)
こうやって見るとほとんど変わってないですね
後は地金修正でいけると思ったので本番用のCADデーダ作成
下の板はリング状のデータからカットするために使った板です。
切削機はいろいろ制約があるので、一発では切削できないんです
ワックス切削完了~
接着、そして整えていき、完成~
接着途中の工程は写真撮り忘れました
けっこう集中力いるんです、ズレると作り直しなので(^^;)
接着面のあたりが微妙に濃い緑になっています。
リングの裏側の接着も気を使います。 隙間が開いていたらダメなので。
裏抜きもしてあるのがわかるでしょうか
そして、正面
この後、キャストのため東京に発送
火曜日に発送すると土曜日にはシルバーで戻ってきます。
と、今日はカレッジリングのワックスのご紹介でした。
それまでは他の製作を進めていきます
また、この他にもシンプルなカレッジリングを製作しています。 ぜひご覧ください☆
NO.85 カレッジリング(シルバー)|アメリカの大学の紋章を彫刻
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