アンティーク調
7月になりましたね~
今年の京都は気持ち涼しいような気がします、なので助かります^^
夜は歩いて帰っていますが、ホントに気持ちがいいです
さてさて、今回のご紹介は シンプルなアンティーク調のエンゲージ です
石枠などがバラバラで組み立て前の状態です。
18Kって、キャスト上がりはこんな色なんです。
ここから研磨をして照りが出てきます
ということで、小さな石枠から研磨して、磨いていきます。
小さなパーツなので、飛んでいって無くしては大変です
気をつけながら研磨しています。
石枠が磨けたら腕との溶接~
ぼくにとつては、ここが最大の山場でした
きちんと中央にもってこないといけないし、、、、
爪の位置も上下左右きっちり出す必要があります。
慎重に何度もスコープで確認しながら位置決めをしました。
そして、無事溶接完了~
ちなみにリングの裏側はこんな感じ(^^;)
いつもなら一番最初に削り落とす湯口を残して、溝を入れてあります。
この湯口と石枠をカラゲ線で巻いて固定をし、位置決めや爪の位置の確認をしました。
カラゲ線は、、、
これです 写真とり忘れてしまったので
でも、なんとなくこれで石枠の固定がイメージできると思います^^
カラゲ線のいいところはゆっくりと手で力を加えて、
自分の思った箇所で固定できることだと思います。
というより、ウチは仮着機がないので、この方法しかないんですけどね、、、(^^;)
センターの石枠が固定できたら脇石の石枠の固定です。
こちらは腕に軽く凹みを作って、カチッとはまる感じで組み立てました。
そして溶接完了~
お客様よりお預かりした指輪のダイヤを外して、、、
エンゲージの脇石に留めます。
そして、綺麗に磨いて、完成~
今回は「アンティーク調の結婚指輪とセットになるようなシンプルなエンゲージ」
とのご依頼でした。
なので、全体的にはシンプルでベーシックな形状にして部分的にミル打ちを
入れることで結婚指輪とのバランスを取ることにしました。
ふぅ~、無事納品できてよかったです
さぁ~、7月も製作がんばっていきます
※他にもアンティーク調の指輪をリフォームで製作しています
ダイヤ付きのアンティーク調の指輪 (2015/10/14 製作ブログ)
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