職人達の感覚・・・
昨日、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組を見ました。
国産ロケットや大型旅客機など、最先端の金属部品の加工を手作業で
加工していく職人さんを紹介していました。
板状の金属板を旋盤で回転させ、そこにヘラといわれる工具をあてて
コップのような形状にしていくものです。目で金属の表面に出来た波紋を
読み、耳でへらとの摩擦音を聞く。そしてヘラから伝わる振動で金属の
状態を把握して加工していくそうです。 まさに職人だなと感じます。
金属から感じる微妙な「感覚」と、その感覚から最適な「加工の仕方」を
選択するというのはハイテクの工作機器でも難しいのでしょうね。
工作機器が進歩する中、そんな数値として計れない「感覚」と「その対処
の仕方」を身に着けた職人・・・・ とても魅力を感じます。
ただ、この番組を見ていて一番思ったことは、この加工をやってみたい!
という気持ちです。 ぼくも金属を相手にする仕事ですが、この「ヘラ絞り」
という加工は今まで感じたことない感覚を感じれるような気がして・・・
何か、金属の粘りというか特性をのようなものを一番感じられるような気が
しています。 機会があればやってみたいし、生で見てみたいものです。
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