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インスタグラム
ほんとに久しぶりの更新となります💦💦
アトリエ エッグは今も元気に京都西陣でジュエリーや結婚指輪の製作しています!!
最新の製作はインスタグラムのほうに投稿しています。
ぜひ、そちらをご覧ください☆
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よろしくお願い致します。
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葉をモチーフにした指輪
10月もあっという間に終わって、11月です
気がついたら年末ですね、、、 きっと (^^;)
さて、お仕事の方ですが、かなり混雑してる状態です
ほんとにありがたいことですm(_ _)m
11月も製作にサイズ直しなどの修理にがんばっていきたいと思います
今回のご紹介はオーダーメイドで製作した、葉をモチーフした指輪 です
お客様のお手持ちのアレキサンドライトを2個使用して製作しました。
色味は青色系に見えますが、実際には緑系でした、、、 撮影が難しいです
そして、同じ大きさの石というのはデザインが難しいんですよね(^^;)
お客様との打ち合わせをしながらCADでデザイン画を描いていきました。
CADは修正前と修正後で簡単に見比べることができるのが良い点です
V字のラインをご希望で 何度もデザイン修正を加えながら、、、 デザイン決定~
葉の流れやクルッと巻いてる蔦が引っ掛からないように描きました。
デザインが決るとワックス製作です
アレキサンドライトに厚みがあるため、葉も厚みがついてします。
そうするとボテッとした印象になってしまうので、できるだけ裏抜きをして
葉の厚みを感じさせない作りにしました。
ワックス完成~ 爪もワックス時に付けてしまいました。
葉の厚みも感じないように、できるだけ裏抜きをがんばりました
葉の流れやバランスを考えながら、表面もなめらかにして仕上げてあります。
そして、無事にキャストからあがってきましたが、、、欠損や凹みは結構ありました
ただ、想定内、、、 プラチナを盛って整えていきます。
欠損などを整えて、一度色味をそろえるためつや消しにします。
つや消しにすると形が見やすくなるんですよね。
ココで気になる箇所があれば、もう一度修正して、またつや消しにして確認です
研磨をしていきながら、表面につや消しのムラを付けていきます。
画像では分かりにくいですね (^^;)
葉の中心の凹みは強いつや消し、 そして徐々にうすいつや消しにしていきます。
葉にある凹みは小さいダイヤを留めるためのもの
石枠の爪がくる箇所になります。
そして、石枠を溶接(ロー付け)して石留め、完成です~
お客様の使わなくなったリングのダイヤを外して、再利用しました (^^)
いい感じにランダムに配置できたと思う。
葉の裏抜きをしたことで、厚みが感じさせないようにしています。
画像からも分かると思います☆
葉のなめらかな流れにはこだわりました、、、
自分的にはいい感じにまとめられたと思っています(^^)
そして、お客様にも気に入ってもらえて、無事納品できました~
今回は納品までホントに時間が掛かってしまい、申し訳ないです
また次のオーダーメイドを頂けたので、こちらも取り掛かっていきたいと思います。
ただ今、製作がかなり混雑してる状態です。 納期は遅れ始めていて すいませんm(_ _)m
外れなくなった指輪のカットは優先的にやっているので、ご連絡ください。
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指輪を切断する器具
ほんとに久々のブログの更新になってしましました
コロナでお仕事がなくなり、別のお仕事に、、、 なんてこともなく製作がんばってます
インスタグラムはマメに更新しているので、そちらも見てもらえると嬉しいです(^^)
さて、今回は以前から書きたいと思っていた内容です
アトリエエッグでは外れなくなった指輪の切断 をすることが多いほうだと思います。
指輪の切断は方法やコツなどがネットで検索してもあまり情報がなく苦労したので、、、
自分なりの形ができあがってきたら、公開したいと思っていました。
あくまでも ぼく個人が数多くこなして、感じたことを改善してきました。
なので、これが正解というわけではありませんが、、、
これからも もっと良い方法を探していくつもりです。
アトリエエッグで指輪の切断の依頼が来ると準備するものはコチラ
リングカッターは2個準備しています。
カットの段階に入ると必ずやりきらないといけないので、保険です。
まずは指輪のカットの際に使う彫刻台。。。
こんな感じに手を彫刻台の上にのせてもらいます。 自分の手で撮ってるので、つらい体制
彫刻台を少し広げて、その隙間に入るように(収まるように)手を置いてもらいます。
実際にはかなり指輪が食い込んでいて、隙間に入れられない方もいますが、、、
とりあえず、同じように置いてもらっています。
どうして、彫刻台で挟むの? という前にリングカッターとは、、、
こんな感じに円形の刃が回転して、リングが動かないように溝が切ってあります。
※長く使用すると溝の角が磨耗して丸みが出てきます。 ルーペでチェックです
※替刃に不良品がある場合があります。キザキザ部分が歪んでいます。
ルーペチェックですぐに分かります
リングをカットをしていくと、、、
赤矢印のようにリングに力が加わりますが、溝が切ってあるので青矢印の力で支えています。
ただ、実際には刃が引っ掛かったり、鍛造リングで内側に強いテンションが掛かってると、、、
カクンっと、リングは動いてしまうことがあるんです。
これがあると、カッターの刃を回すのが怖くなってくるです、、、(ToT)
ただでさえ、指にリングが食い込んで痛そうなのに。。。
結果、リングの切断に時間が掛かってしまうので、お客様にも負担が掛かります。
なので、こんな感じに彫刻台の隙間に入れると緑矢印のほうの力を打ち消してくれるかと。。。
画像は分かりやすいように隙間にリングが深く入っていますが、
ホントに軽く引っ掛かってる状態で良いです、今までの経験から。
この他にも彫刻台を使う理由はあります。
カット作業する人の体制が楽になるためです。 彫刻台の分だけ位置が高くなるので(^^)
彫刻台のない方は木の板に幅の違う溝を彫ってもらい代用します、ぼくなら。。。
次も彫刻台の改善
以前のブログ記事でご紹介しているので、詳しくはコチラから
https://atelier-egg.net/blog/2019/11/08/post-12813/ 公開日:2019/11/08
指輪のカット後に広げる様子
この改善はとても良かったです もうコレなしでは指輪のカットできません
硬い鍛造リングでも軽々広げて、しかも開き具合の微調整ができます。
必要以上に開くと指輪へのダメージが大きいので、、、
あと、ヤットコ(ペンチ)で掴んで広げないので、指輪に大きなキズや凹みもつけません。
特にリング内側の刻印へのダメージが少ないです。
こんなの作れないよう、、、と思われる方は東急ハンズやホームセンターなどで
同じよう機能の器具を改造してみると良いと思います。
万力など、レバーを回して開く、閉じる、の機能があればいけるかと(^^;)
最後は皮の布
リングをカットすると画像のように内側にバリが出来てしまいます。
これを無視してリングを抜こうとすると指を痛めてしまうので、、、
皮をこんな感じに指とリングの間に入れて、指輪を抜きます。
ふぅ~、長いブログ記事になってしまいました
ぼくなりの指輪のカットの改善をご紹介してみました。
いいなぁ、と思ってもらえれば参考にしてもらえばいいし(^^)/
これは違うなぁ、、、と思えば自分にあった改善方法を探す参考にしてもらえたら嬉しいです
ただ今、製作の方がかなり混雑しています m(_ _)m
サイズ直しなどの修理の納期が延びていますので、よろしくお願い致します。
また指輪のカットは急でも対応していますので、何かあればご連絡ください。
それでは今日は帰ります~
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指輪の切断
梅雨も明けて、いつもの暑い、暑い夏が、、、
今年の夏はコロナの関係でいろいろ変わっていきそうです
エッグの最近の変化は修理が多くなってきました、、、 ネットを利用する人が増えて
何かが変わってきたのかなぁ、と感じています。
さて、今回のご紹介は外れなくなった指輪のカットとサイズ5号UPです。
エッグで指輪のカットをしました。 カットした際には指が腫れているので
リングゲージをお渡しして、腫れが引いてからリングゲージでサイズを測ってもらっています。
その後、電話でサイズを教えてもらいサイズ伸ばしをしていきます。
指輪はカルティエの結婚指輪です
ホントはカルティエ刻印から外れたところでカットしたいのですが、、、
リングの内側を見てカットできないので仕方がないんです
リングをカットすると切断面にこんな感じにバリができます。
アトリエエッグでは皮材を使って、指にバリが当たらないようにしてからリングを外します。
今回は#9号から#14号へサイズ伸ばしなので、、、
#14号まで開くと、こんな感じです。 5mmほどのプラチナパーツを足すことになります。
差し込むパーツ作りです。 手持ちプラチナ950を一度溶かして、塊にします。
必要な寸法が作れるように板材にして、、、
パーツ完成~
ブログではあっさり紹介していますが、結構手間を掛けて作ってるんです
内側の丸みもサイズ14号の丸みに近い状態にしています
そんなパーツをリングに差し込んでみると、、、 いい感じだ~
パーツの大きさも 大きすぎず 小さすぎず丁度良いです
そしてロウ付け(溶接)~☆ いつもの通りドロッとしたロウ材です、、、
その代わりロウ目がまったくでません
形状を崩さないようにパーツ部分をヤスリ掛けしていきます。
斜めの面って削り難いんです
そして、最終の研磨前 真上がサイズ直し部分です。
面ムラが出ないように丁寧に研磨していきました。
サイズ直しが仕上がりました~ どれも真上がサイズ直し箇所です
カルティエ刻印も薄くなりましたが、残すことができました
リング内側のお名前の刻印も薄くなりましたが、残すことができました。
そのかわり、内側は綺麗に研磨することができません
そこはバランスを見ながら仕上げていくことになります。
さぁ、それでは製作に戻ります
会社勤めの方であれば、明日からお盆やすみかなぁ、、、、
僕には関係ありませんが(^^;)
みなさま、良いお盆休みを~
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ハーフエタニティ
北海道から戻ってきましたー やっぱり、いいところです (^^)
さぁ~、ココからは製作に集中であります
今回のご紹介はリフォームで製作したハーフエタニティの指輪です。
サイズ7号、リング幅5.5mmほど、プラチナ900で製作してあります。
バケットカットと言われる長方形のダイヤを並べたハーフエタニティで
デザインはお客様からのご指定がありました。
お客さまからお預かりした18Kのサファイヤとダイヤのリングです。
まずは宝石の状態の確認になります サファイヤの欠損は確認できました。
バケットカットのダイヤは地金が被っているので、外してからの確認になります。
ただ、ダイヤ同士が触れているので欠けている可能性が高いと判断です。
硬いダイヤですが、ダイヤ同士が触れていると結構簡単に欠けるんです
ダイヤの形状に合わせてワックス製作です。
隣同士のダイヤが触れないような作りにしました。
でもダイヤ同士が離れすぎないようにも気をつけます。 バランスですね (^^;)
ダイヤを置いてみます、、、 いい感じです
あとはキャストによる収縮や変形がなければ、、、とお祈りしながら東京に発送です
そうそう、今回のリフォームで一番困ったのは、、、 ダイヤの形状
バラバラなんですよね (TOT) これはレール留めではかなり厳しいです。
隣りのダイヤ形状の影響を受けるんです、レール留めは。。。
通常はダイヤの位置を入れ替えながら、似た形状同士を近くに配置してしていくのですが
今回は入れ替えができないんです、ダイヤの寸法順に配置していくので
どうやら、最後の石留めまで気の抜けないリフォームになりそうです (^^;)
無事、キャストから上がってきました 変形や欠損もないので助かりました (^^)
早速、ダイヤを置いてみる
キャスト時の収縮が心配でしたが、お行儀良く収まってくれました。
リング側面を整えながら綺麗に研磨していきます
同時にリング内側の透かしの四角穴も整えました。
苦労しながら、何とか石留めも終了して仕上がりました~
バケットカットのダイヤは形状が違うため、綺麗に整えて留めること と
ダイヤに被る地金を薄くしない、ということをバランスを見ながらの石留めでした。
きっちり綺麗に石留めをしようとすると被る地金が薄くなってしまうんです
ダイヤに厚みがあるためリング自体の厚みもでてしまいます。
なので、サイズ直しもバランスをとるように厚めで仕上げました。
見えない部分ですが 透かしの四角穴も崩れるともったいないので、丁寧に製作しました
そして無事に納品できました~
お客様にも気に入ってもらえたみたいでホッとします (^^)
今回のお客様は東京在住の方でした。 なので、メールと郵送のやり取りで納品致しました
数年前からアトリエエッグのブログを見てくれていたそうで、嬉しいかぎりです
なので、ちゃんとブログの更新しないと、と思う作り手さんなのでした。。。 (^^;)
それでは、今週もがんばって製作していきまっす
アトリエエッグでは 結婚指輪、婚約指輪、オーダージュエリーを製作しています。
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月桂樹の指輪
6月もおしまい ほんと早いですねェ(^^;)
気のせいか いつもの年より涼しい感じがして、夜の散策が気持ちがいいです(^^)
さて、製作のほうは、、、アレンジで製作した月桂樹の結婚指輪が仕上がりました~
2本とも幅を太くして女性用にはダイヤを留め、リング幅は4mmにしました。
男性用はミル打ちなしのデザインでリング幅3.5mmに変更、、、
なので、今回の指輪は女性用のほうが幅が太いのです
元々のデザインはこんな感じで2本ともリング幅は3mmほど
エッグのオリジナルデザインで NO.24 月桂樹のマリッジリング です。
こちらでお値段等も載っているので、よければ ご覧ください(^^)
さて、製作工程の画像もご紹介です~☆
まずはワックス お客様のご要望を聞きながら実寸ワックスの製作です。
リング幅何ミリとか言っても、実際の形にしてみないと分からない部分もあるので、、、
エッグではドンドン実寸ワックスを製作して、気になる箇所を修正していきます。
例えば、今回のお客様はミル打ちを大きくしてほしいとのご依頼。。。
どのくらい大きくするかは画像でも分かりにくいので、ワックスで確認しています。
ワックスのOKがでたら、キャストへ~
無事にキャストから上がってきました(^^) ハードプラチナです。
と言っても、ちょっと凹凸のあるデザインなので、欠損もあります
小さな欠損があるのが、見えますかね?
この欠損の箇所にプラチナを盛っていきます。 1箇所づつ
欠損箇所の修理が終わったら全体を強いつや消しをして、表面の肌ムラを統一にしています。
デザイン的に引っ掛かる箇所などを丸めてなめらかにします。
ミル打ちも彫金工具を使って、ぷっくり、まん丸に整えていきます
そして、軽く磨きを加えて表面に磨きとつや消しのムラをつけます。
この辺は感覚、、、(^^;) デザイン的にいいなぁ、、、と思うところまで磨きを入れます。
そして、仕上がりました~
月桂樹の表面の色味のムラが分かりますかね、、、(^^;)
ぼくのこだわり部分です☆ 磨き、つや消し、というはっきりとしたテクスチャーではなく、
わざと光沢のムラをつけてデザインに馴染むようにしています。
そして無事に納品できました~
今回のお客様は岐阜県からのご注文でした。
ネットでのご依頼だったので、メールと郵送で最後まで納品致しました。
エッグでは遠方のお客様にも対応しているので、何かあれば お気軽に連絡ください(^^)
それでは製作に戻ります~
アトリエエッグでは個性的な結婚指輪からシンプルなものまで ご用意しています。
リング幅の変更、ダイヤを留める、テクスチャー変更など、アレンジができます。
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唐草模様のリング
暑くなってきました~ 先日、大阪に行ったらすごい人
少しづつ元の状態に戻りつつあるのなかなぁ、、、と思いました。
人がいるって、何か安心します(^^)
さて、今回のご紹介はオーダーメイドで製作した唐草模様のシルバーリングです
リング幅、なんと10mm サイズ19号なので かなりゴツイです。
東京在住のお客様で彼氏さまのお誕生日プレゼント用に製作しました。
アトリエエッグのオリジナル結婚指輪を気に入られて、それをアレンジしています。
リング幅10mmなので両端のミルグレインも大きい、、、(^^;)
製作の流れは、、、 まずはCADでデザインの修正を加えて、
リング一周に唐草模様で繋がるように調整しました
データで唐草模様のバランスを確認したら、今度はワックス製作です
ワックスの改善点 凹み部分をつや消しにしてみました。
唐草模様は見やすくなったことと、つや消しと磨きのバランスが見やすくなりました。
ちなみに以前はこんな感じ、、、 コレも見やすいですね、、、(^^;)
でも、これは拡大だからです。 実際のワックスでは上の方が見やすいのです
ワックス確認でOKが出たら、本番ワックスを製作、そして鋳造へ
綺麗なキャスト肌で上がってきました!! キャスト屋さん、ありがとう~(^^)/
気になる箇所を整えて、燻していくと、、、 真っ黒になります
そして、凸部分の唐草模様を磨いてシルバー本来の色味が出てきます
唐草模様のシルバーリング、仕上がりました~
リング一周に途切れることなく唐草模様が入って、、、
ご希望の19号になっているのでちょっと量産品とは違うと分かってもらえればいいなぁ。。。
あと、リング幅10mmでサイズも19号なので結構重いリングです(^^;)
少し回転させて、、、
今回は東京在住のお客様だったので、何度もメールや郵送でやり取りをし納品しました。
彼氏様にも気に入ってもらえれば作り手としは嬉しいです
さぁ~、それでは製作に戻ります
月末までに仕上げないといけない指輪があるので
アトリエエッグでは 結婚指輪、婚約指輪、オーダージュエリーを製作しています。
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3連リングのサイズ直し
ホント久々のブログ更新です
インスタグラムのほうに力を入れていました(言い訳)
画像が少ないと見栄えがしないので、ある程度は増やしたいと思っていたら
ブログまで手が回らなくなってしましました(^^;)
インスタグラムはコチラから、、、https://www.instagram.com/dosankoegg/
さて、今回のご紹介は、、、
外れなくなったカルティエ 3連リング(トリニティ)の修理とサイズ伸ばし です
兵庫県お住まいのお客様より、カットされた状態で送られてきました
3本ともカットされています。。。
3連リングは1本カットして、2連の状態にすると外れることもあるので、お試しください。
ただ、カットしたリングを2連から外すのがちょっと大変です
お客様宅にはリングゲージをお送りして15号にしてほしいとのご依頼。
その場合リング1本ずつはサイズ19号にサイズ伸ばしします。
そして3連に組むことでサイズ15号になります
ということで、さっそくサイズ伸ばしようのパーツを製作
ピンクゴールドの地金を集めて溶かします。 そしてローラーを使って、、、
角棒にして、必要な寸法パーツを作りやすくします。
必要な寸法出し & サイズ19号の丸みつけました (ザツクリです)
サイズ14号から19号へ、、、
実際にはリングのカットされた断面を整えるため6号から7号UP用のパーツです。
何度やっても苦手な溶接(ロウ付け)~
無事にできました~
サイズ19号キッカリとサイズ19.25号で作っています。
この後、もう一度 糸ノコを入れて2連に組むためです。
糸ノコの刃の分、大きく製作であります
2連リングも組んで、最後の1本のサイズ伸ばしもできました
もうひとガンバリだ~ (^^)/ そんな気分です
間違わないように3連に組んで、、、、 最後の溶接(ロウ付け)です。
そして、カルティエ3連リングの修理&サイズ直し が仕上がりました~
小キズが残っていますが、研磨で地金が減らないことを重視しました。
5号アップなので、少しでも強度が保てるようにです。
5号アップなので、1本ずつのリングの真円は出ていません。
なましも入れましたが、思った以上にバネが効いているなぁ、という印象でした。。。
3連リングは仕上げの研磨も大変なんです
リング同士が触れてキズが付いてしまうんですよね(ToT)
そして、兵庫県のお客様へ郵送して無事に納品できました。
お客様にも喜んでもらえて、ほんと嬉しいです~(^^)/
修理はお客様の品物を扱うのでいつもプレッシャーですが
喜んでもらえた時はホントにこの仕事のやりがい感じます、ハイ☆
さぁ、6月も中旬です。
ココからは結婚指輪とオーダージュエリーの製作です。
そして、ブログも更新していかないと
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インスタグラム!!
4月も後半戦に突入ですが、、、
コロナウィルスで京都は緊急事態宣言が出て、閉店してるお店が多いです。
3ヶ月前は人事のようにニュースを見てましたが、まさかこんなことになるとはです。
アトリエエッグは1人でやってる工房なので普段通り製作していますが
来店の際は予約の連絡を入れてもらえると助かります。
また、外れなくなった指輪のカットはいつでも対応しています。
さて、アトリエエッグでは新しい試みに挑戦中、、、、
といっても、今更ですが インスタグラム 始めました~
https://www.instagram.com/dosankoegg/
そして、タブレットも買いました~
実はぼくはスマフォではないのです、、、(^^;) ガラフォなんです。
ガラフォとは、、、ガラケーとスマフォの中間みたいなもの ↓
なので、インスタグラムができなかったのです。。。
でも、今までの撮影した たくさんの画像をもっと生かしたい ということで
ただ今、すごい勢いで画像UPしていってます。
オーダーメイドジュエリー、結婚指輪、サイズ直しなどの修理が画像一覧で
一気に見られるので、アトリエエッグを知ってもらうにはいいツールだと思っています。
よければご覧ください m(_ _)m
さて、製作の方も進めています。
お取引先からのご注文なので、デザインはお見せできないのですがオーダーメイドの結婚指輪です。
今月中には納品予定で進めています。
その他は、、、
シルバーで製作する唐草模様のリングです。 画像はお客様の確認用ワックスです。
今回の新しい試み、、、 お客様の確認用のワックスでは凹み部分を荒らしてみました。
そうすることで唐草模様がより見やすくなるためです。
こちらも今月中には納品したいと思っています。
いろいろ大変な時期ですが、やれることをやるだけです
よくなった時期にインスタグラムが新しいお仕事に繋がるようにがんばっていこうと思います。
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カルティエのサイズ直し
今日もブログ長いです~
なので、画像だけサラサラ見てもらえればと思います(^^)
今回は切断されたカルティエ結婚指輪のサイズ伸ばしと修理です
お問い合わせが来た際には最初はお断りしたんです (><)
カルティエのピンクゴールドのサイズ直しは厳しいと思ったので
そしてサイズ直しをしてくれるお店もあると思うし、消防署で切断する際に
どこでカットするのが良いかアドバイスをしていると、、、
エッグで修理&サイズ直しをやる流れに~~(^^;)
※ 今回のお客様は秋田県在住の方だったので消防署でカットされました。
切断された2箇所にサイズ伸ばしパーツを差し込み、サイズも合わせ、、、
そしてリング幅、リングの厚みをキープさせるのは僕にとっては難易度高いです
また強度面も心配でした。 リングが4パーツに分かれることになるので、、、
さて、まずはサイズ伸ばし用のパーツ作りです
こんな感じのピンクゴールドの角棒を用意して、、、
目標の#16.5号の丸みにします。 ピンクゴールドは硬いので大変でした、ハイ
そして、今回のサイズ直しでは初めのの試みを、、、
ピンクゴールドの丸線を食い込ませました
硬くて衝撃に強くないピンクゴールド、いつもの溶接(ロー付け)ではちょっと心配でした。
なので、強度を上げるため丸線を食い込ませることにしました。
両側に丸線を食い込ませます。
これで前後左右方向の強度は増すと思います。 ただサイズ直しの難易度は増します(><)
グレーバーマックスを使ってサイズ伸ばし用のパーツを押し込みます。
触った印象ではかなりガッチリしています
そしてパーツ同士の隙間がないように微調整をしました。 ココで仕上がり具合が決まります、、、
溶接(ロー付け)~
内側をギリギリまで削り取ります。 目標の#16.5号が出るか確認するためにです。
リング状にする前にパーツを小さく削るのは初めてです。。。
この手順でいいのか、迷いながらの作業でした(^^;)
サイズ伸ばし用パーツにも丸線を差し込みます。
長さが違うのは理由があってのことなんです(^^)
2度目の溶接(ロー付け)~ サクッと溶接している感じですが、、、
2度目の溶接前の位置合わせのための微調整は時間が掛かりました
サイズを合わせるためパーツを削って、リングの幅や厚みが変わらないように位置あわせ、、、
何度も確認しながらの作業です。。。
無事溶接が終わると、硫酸に浸けて、、、
表面の黒味を取って、ゴールドの色合いに
なんかピンクゴールドの見えませんが、実物はピンク色でした(^^)
差し込んだパーツの内側を削ってサイズ出しをします。
ピンクゴールドはバネ性のある硬さなので正確な真円はでないです。。。
なので強引に真円を出しても楕円に戻ってしまうんです
側面を整えていきます。 リングの幅が変わらないようにパーツのみを削っていきいます
表面をヤスリで整えていきます。
小キズを取りながら研磨していきます。 ここまで来るとちょっとホッとします
側面から見るとこんな感じ
ピンクゴールドのカルティエの結婚指輪(バレリーナ)のサイズ延ばしが仕上がりました~
上から見るとこんな感じ。 サイズ直し箇所は時計で言うと2時と10時くらいの位置かな、、、
サイズ直し箇所。
同じくサイズ直し箇所。
カルティエの刻印も残すことが出来ました
リングの内側、、、 刻印も残すことが出来ましたがパーツの色味が少し違いような、、、
YP135の右側が差し込んだパーツです。
画像では分かりますが、製作中マイクロスコープでも色味の違いは感じませんでした
もちろん肉眼では色味の違いを感じることは無理です。
そして、秋田のお客様宅へご郵送~
お客様にも喜んでもらえて 僕にとっても学ぶことが多いサイズ伸ばし&修理となりました。
修理はやる前に不安なのですがやりきった後には ほんとやりがいを感じるですよね~(^^)
さぁ~3月の後半戦、結婚指輪の製作に、修理にがんばりまっす
アトリエエッグではいろんなブランドの指輪のサイズ直しや修理をしてきました。
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