切削機の修理
梅雨もあけましたね、京都は暑くなってきました~
イヤ、暑すぎる状態になっております。。。
先日、彫金の学校で学ばれてる方が工房の見学、そして切削機(MDX-15)について質問に来られました。
なんと、神奈川県からはるばる京都まで・・・
あらかじめ質問したいことをメールで送ってほしい、とお伝えすると、、、
かなり具体的な質問メールが来たので、こちらも調べて返答できるように準備を、、、(^^;)
MDX-15は廃盤になった切削機ですが、まだまだ現役で使用できます
ということで、今回は切削機(MDX-15)のスピンドルモーターの交換に挑戦です
スピンドルモーターというのはこの部分です
純正のモーターユニットを交換すると12,000円ぐらい掛かります。
それをモーターのみの交換できれば、お安く済むのでありがたいのです☆
ということで、中を開けてみると、、、、
なんとモーターと基盤が出てきました
単純にモーターの交換のみと思っていたのでショック
とりあえず、基盤とモーターを分離させます。
ココは結構大変でした モーターを分解しないと基盤が外れないので、、、
ルーペなのでモーターのかしめてる箇所を見つけて、削り落としてモーターを分解です。
新しいモーター登場~ 左が新しいモーター、右が今まで使用したものです。
モーターの品番は「 RS-365SH 」です。
ネットで750円(送料込み)ほどで購入できました(^^)/
どうしてこのモーター? というと たくさんのユーザーがいるMDX-15なので、、、
すでにブログなので紹介されているのです。
参照ブログも紹介したいのですが、どのブログが最初にモーター品番を発見した分からない(^^;)
なので、エッグのブログでは交換の様子のみをご紹介です☆
さて、この新しいモーターと基盤のつけ方ですが、、、
ハンダなのでくっつけると次回の交換が大変なので避けたいところです。
マイクロスコープで見たところ、、、 この隙間が使えそうです
ということで、基盤の金属板を、、、
こんな感じに加工して、、、
隙間に差し込みます。
おぉ~、いい感じに奥まで差し込めました~
あとは東急ハンズで塩ビのパイプを購入してきて、、、
パイプをカットしたり、穴を開けて、細い針金で固定しました。
この辺は電気関係の知識がないので、なんとなくです(^^;)
スピンドルモーターの交換が完了~
カバーをつけて、早速切削しましたー
今のところ、いい感じで切削できています。
5~6時間 連続で切削しましたが、モーターも熱くなかったです。
最後に、、、 モーターと基盤との接続ですが向きがあります。
間違うとモーターが逆回転して、エンドミルの刃がないほうで回転・・・
穴あけ加工のときにワックス溶けます 最初は分からなくて逆回転でした(^^;)
モーターの赤ポッチのほうに「― 」
モーターの白ポッチのほうに「+ 」
ふぅ~書き終わった(^^;)
結構手間が掛かるので、 無理せず純正のスピンドルユニットを購入するのもありです。
※モーター交換は自己責任でお願いしますm(_ _)m
さぁ~、製作に戻ります
6月、7月と怒涛の製作ラッシュ、、、8月はちょっと空くのでゆっくりしたいなぁ、、、(^^)
(2019.9.24 追加分)
モーター交換から2ヶ月経ちましたが、いい感じです。
ワックスの切削のみでMDX-15を使用するなら。こちらのモーターの方が良いかもしれません。
とにかく静かです。 切削してる?と確認するぐらい静かです(^^;)
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ありがとうございます
貴重な情報でした。
いまだ、mdx15 愛用です。