刻印を改善
5月も中旬ですね~
10連休ははるか昔に感じます、、、(^^;)
みなさま、いいGWを過ごせたでしょうか
さぁ、今回は刻印を打つ方法をGRSグレーバーマックスを使って改善してみました
いつもながら自分だけ いい案だと思っているので、、、ガッカリさせたら すいませんm(_ _)m
あと、僕のように手押しの方 限定の改善になるかなぁ、、、 パワーがないんです、このやり方は
さて、GRSグレーバーマックスというのはこんな機械です
先端がカタカタとピストンして地金に彫りを入れられるという便利な機械ですが、、、
ぼくは石留めや表面テクスチャー、修理のみで使用しています(^^;)
お値段高めの機器ですが、10年くらい前の円高の時に外国のサイトから直接購入したので
かなり安かったです(^^)
そして以前から、この機器で刻印を打てないかなぁ、、、と思っていました。
最近はマイクロスコープで見ながら手押しで刻印を押していたのですが、手が、、、痛いので(><)
ということで、クレーバーマックスで試してみました
用意するものは、、、、
3ミリ棒(真鍮)とヒートホーム、、、だけです(^^)
※ヒートホームは60℃以上のお湯につけると柔らかくなり、冷めるとカチカチになります
最初に完成形を見てみると、、、
おぉ~、なんと見栄えのしない改善方法。。。
そこはお財布にやさしいのでガマンであります
製作方法は簡単で丸棒を48mm~49mmぐらいでカットして先端を丸めます。
(必要な長さは後工程によって変わるので、だいたいです。。。)
そして、品位の刻印を用意して、、、
こんな感じに球体のダイヤモンドバーで凹みを作ります
( 刻印にヒートホームが付いてますが、本当はまだ付いてなく、後工程でつけます )
アツプで見ると、、、
そして、ここでヒートホームの出番でーす
真鍮棒と刻印をまとめて固定です。
冷めると、、、 スポッと抜けるので同じ要領で他の刻印もしてみました。
その他には、、、刻印の裏側も平にしました。
使い古した刻印なら平なので、そのままで良いと思います。
真鍮棒の長さは、、、真鍮棒の先端が刻印と触れ、
かつ 刻印の底と黒いパーツが触れてる状態が良いと思っています。
これで完成です~
そうそう大事なことを、、、まだ、本番で試していません
お試しのシルバーのリングにPt950の刻印は綺麗に打てました。
ただ、パワー不足でキャストの吹き上がりに打つと製作過程で消えると思います。
仕上がった指輪に最後に手押しでする方の限定かなぁ、、、
本番で上手くいったら、また記事を更新していきます。 ダメならこの記事を消去です(笑)
そして、、、そして、刻印とのジョイントパーツは既に販売されています
ただ、確かお値段 そこそこしたと思います
明日(5/17)はアトリエエッグはお休みです。
神戸でジュエリーの展示会があるので、彫金工具や最新の機器を見学してきます(^^)
(2019.6.2 追加分)
もう少し見栄えがよくなるように、そして使いやすくなるように、、、
シルバーで治具を製作してみました。
その中で気付いたことや、打った刻印の画像もブログでご紹介しています☆
GRSグレーバーマックスを使って刻印を打つ方法を考えてみた No,2 公開日:2019/06/02
(2019.8.28 追加分)
さらに修正を加えました。 刻印自体に手を加えたので後戻りできない修正になります。
ただ今、耐久性の実験中です。。。
GRSグレーバーマックスを使って刻印を打つ方法を考えてみた No,3 公開日:2019/06/028
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