Gリングの修理
久しぶりのブログ更新、、、今月はホント大変でした
と言っても、製作ではなくブログの修正作業です
慣れない事を全力でやったので、もうフラフラ~です
さて、そんな中でも修理のご依頼はきます
今回はグッチのGリングのサイズ直し、苦手なんです、このデザインは~(><)
サイズ#18号から22号へ4号UPです
まずはカットする箇所のチェックです。 この工程で斜めとかにカットしてしまうと、、、
後工程でとても手間が増えるので、ミスのないようにマジックです。
サイズ伸ばしの用のパーツ作ります。 使わなかったリングなどを溶かしてしまいます。
溶かした固まりを、トンカチで叩いて、ローラーに掛けて棒材を作ります。
棒材をローラに掛けて、寸法出しした角材をつくりました 少し大きめの寸法です
そして今回の新しい試みはココです
できるだけ、リングの寸法に近いサイズのパーツを作りました。
理由は少しでも溶接(ロー付け)の難易度を下げるためです。
Gリングのように正面側は細い角棒部分が有り、後ろ側は幅と厚みのある板材。。。
シルバーの溶接の際にはリング全体を均一な温度にする必要があるので、
こういうボリュームにムラのあるリングは面倒なんです。
さらにサイズ伸ばしのパーツもリングに対して大きめで作ると、もっと溶接しにくくなります。
なので、ちょっと時間掛かるけど、できるだけ近い寸法のパーツで作りました
パーツを湾曲のしてる台の上にテープで固定。
その後、鉄の丸棒当てて木槌で打ち込みます
ほんの少し湾曲してるの分かりますかね このちっょとの湾曲でも作業が楽になります。
無事に溶接終了~ ロー付け苦手な僕でもすんなり終了でした(^^)
画像がないので次行きます
ヤスリで整えます
表面に丸みが付かないように丁寧に研磨していきます
最終の研磨をして、メッキを掛けて仕上がりました~
真下がサイズ伸ばし箇所です。
サイズ直し部分です
使用していて、このぐらい小キズがついたリングも、、、、
このぐらい綺麗になります サイズ直し部分です
そして無事納品できました
サイズ伸ばしパーツを作るのに少し時間掛かりましたが
その後の工程はロー目部分にスもでなくて、すんなり仕上げられました。
リング全体がボリュームあるとか 全体が華奢なら、パーツ作りに時間を掛ける必要は
ありませんが、Gリングのようなデザインの時には有効だと思いました。
(自分のようにロー付けがあまり得意ではない人には、、、有効です)
さぁ~、明日で6月もおしまいです。
オーダーメイドの仕上げにがんばりまっす
Gリングの他にもグッチのシルバーリングのサイズ直しをしています。
グッチのシルバーリング サイズ直しと新品加工 (2016/10/28 製作ブログ)
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