パールペンダント
お客さまのお手持ちのパールのリングを パール付ペンダント にリフォームしました~
まずは仕上がった状態から パールの大きさは14.5mmほど、、、
円形部分の大きさは9mmで1.7mmのダイヤを10個留めてあります。
ダイヤ同士はかなり近づけて、敷き詰めるイメージで留めました。
お客さまの好みを画像で見せてもらい、それを元にデザイン起こしました。
ほんとにシンプルなデザインで流行りに流されず、永く身に付けられると思います
製作ブログなので、製作の流れもご紹介
まずは円形部分パーツは2つに分けて切削、キャストしました。
くっつけた後に磨けない箇所はこの時点で磨いています
2個のパーツをくっつけます
表面を溶接機で共付け、その後 裏側はロー付けです。
ロー付けはどうしても黒っぽいロウ目が出てしまうので、こうしています。
全体をロー付けしてから表面を溶接機で共付けしようとすると、、、ダメなんです
ろー材を含んだところを溶接機で打ち込むとロー材が悪さするみたいで
必ず表面を共付けしてからロー付けなんです(溶接機の場合)
無事くっついて、形状を整えていきます。
円が崩れるとデザイン台無しなので、丁寧に形を整えます
その他のパーツを仕上がったので、組み立てていきます。
細かい丸線のパーツなんかは手作業で作りました。
まずはパールの皿部分のロー付け。 まったく問題なしです
皿に貫通穴をあけて、そこにねじった丸線(ねじることで硬くなります)を差し込みました
丸線には糸ノコで溝を切ってみました。
パールがぶら下がるように丸管をつけます。 正確には丸線のU字型のパーツです。
U字型の丸線が刺さるように穴を開けます。
こちらも問題なく、ロー付け終了~
実は、、、 7枚上の画像を見ると丸管は円形状のベースについていたんです。
でも大きなパールが釣り下がるのを考えると少し位置変えたほうが良いと判断。
CADの時には気が付かなかったんです、、、(^^;)
できるだけ正面側に移動しています。
石留めができるように石座を整えていきます。
最近は爪の内側にちょっと溝を入れるようにして、ダイヤを押し込んで留めています。
なので、爪を倒す前にダイヤが固定されてる、もしくは逆さにしてもダイヤ落ちない感じです。
石留めも終了 ダイヤ同士が出来るだけ近づくように留めました。
綺麗に磨いた後、最後にパールを接着して、、、
仕上がりました~
お手持ちのチェーンを付け替えることが出来るようにしたい、でもペンダントを正面から
見たときにドーナツ状の透かしからチェーンが見えないように寸法を決めました。
この画像で丸管を少しでも前方にずらしたい意味が分かると思います。
裏も綺麗に磨きました
さぁー、11月も今日で最後です
来月は忙しい1ヶ月になりそう、、、 来月もがんばって製作です☆
※エッグではもっとシンプルなパール付きペンダントを製作しています。
オーダーメイドでパールのペンダントを製作 (2015/04/30 製作ブログ)
サプライズでプレゼントしたい、ということで大急ぎで製作しました(^^)
アトリエエッグではリフォームやオーダージュエリーの数多く製作しています。
過去製作したものを一覧ページで見ることができるんで、ぜひご覧ください。
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