グッチの結婚指輪
なんでだろう、、、最近グッチのご依頼が立て続けに、、、
そして、いつも手こずってます。。。(><)
今回のご紹介はグッチの結婚指輪(LINK TO LOVE )の新品加工
デザインも面で構成されたデザインなので、またしても強敵でありました
面は研磨しにくいんです
コチラはメンズです。 シンプルな八角形のリングです。
ただ、以前サイズ直し(UP)をしたということなので、どうやってサイズUPしたのか、、、
興味津々でした(^^)
レディスは多面のリングなので、角を落とさないように新品加工していきます
うす~くグッチの刻印が表面に入っています。 分かりますかね?
側面も小キズや汚れが付いていましたが、綺麗に磨けるかちょっと不安、、、
凹凸の凹み部分を磨くというのは工具の関係で大変なんです
研磨をしていくとメッキを落ちて、元々のホワイトゴールドの色が出てきました。
色が違うのはホワイトゴールドを付け足したからです。
同じホワイトゴールドという名称でも、含まれてる金属によって色が変わってくるためです。
もちろん18Kなので、75%純金というのは変わりません
そして、な、なんと同じように4箇所サイズ伸ばしされてました。
年配の職人さんにサイズ直しを依頼したということですが、いい職人さんです(^^)
今は辞められたということでした。。。
そして研磨していき、新品加工後メッキをして完成~
サイズ直し箇所のラインが見えてしまっているのですが、、、
ヘラで抑えると凹みそうな雰囲気があったので、そこでストップ。
凹んでしまうと、そこまで研磨しないといけないためです。
これ以上、追うのか、、、職人さんによって判断が分かれると思いますが
厚みがあまりない結婚指輪だったので、できるだけ薄くしたくないという判断でした。
見れば見るほど、、、 よくサイズ直ししたなぁ、、、(^^;)
レディスのほうも新品加工完了~
だいぶ小キズが取れて、グッチの刻印も見えてきました
顕微鏡で見ながら、取れそうな傷のみ取って深いキズは残したままです
ここからは手に持って撮影
なぜ? かというとカメラが写りこんで黒くなってしまうから
こうやってブランドさんの指輪を見てると勉強になります。
今回は石留めをよ~く見させてもらい、これなら応用ができる と思いました。
綺麗な平らな面をキープしながら、綺麗に石留めをするのは難しいんです
最後は側面
面を崩さないように丁寧に研磨しました
最近、新品加工やサイズ直しのお仕事が多いのですが、勉強になります。 ほんとに(^^)
いろんなブランド品を顕微鏡で見ることなんて、できないですから。
お仕事をもらいながら、少しずつ勉強してる感じですm(_ _)m
さぁ~、エンゲージの石留めしよう
アトリエエッグではいろんなブランドの指輪のサイズ直しや修理をしてきました。
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