赤珊瑚のリング
今月は1ヶ月に6回もブログupしました
最近は画像はアトリエで準備して、文章は家で書いています。
場所が変わると気分転換できて、ブログ作成しやすいのに気付きました^^
赤珊瑚のシルバーリング を製作しました
まずは完成品から~
メンズ用なので、シャープ感のあるデザインでまとめてみました。
赤珊瑚のぷっくり感とリングのシャープ感、そして赤珊瑚の照りとリングのつや消し、、、
と真逆の雰囲気で面白みをつけてみました
赤珊瑚のぷっくり感が強調されるように珊瑚との きわ を湾曲させて留めました。
そして、この赤珊瑚、左右で厚みが違うんです
なので、それが目立たないように珊瑚を右肩上がりの状態で留めてあります。
さぁ~、ここからは製作過程の画像をUPしてみました
まずはCAD画像、、、 いつもながらスカスカなデータです
で、でも 頭の中で切削機に必要な面はどれ? というのは分かってるんです
なので、必要ないところは作りません
何度もデータ修正するのに、必要ない箇所があるのは邪魔になるので、、、
(ハイ、そうです、言い訳です)
※ 学生の方やCAD勉強中の方はこのデータ作成はお勧めしないです。
理由は切削機のみにしか対応できないデータだからです。
データが出来たら切削用のデータに変換
あっ、イヤ、切削機で削りだせるように2つに分けただけです。
ココからは写真撮り忘れたので、イメージでお願いします
デザイン変わってますが(^^;) こんな感じに片側を切削。
石膏を流し込みます。
表面、慎重に整えて、、、、
反対側も切削をかけます。
そして、、、
切削完了~
切削機でいくには一発ではできません
なので、、、 2個に分けて切削後、接着です。
石枠部分が2個あるのは石座をちょっとだけ違うパターンを製作してあります。
接着~ ここから、イヤ、ココだけ? 作り手さんの腕の見せ所です
こんな感じのシャープ感のあるものは接着の難易度も少し高くなります。
もう、ほとんど接着箇所は分からない状態 ^^
リング内側の接着部分はスプール線のワックスを溶かし込んで隙間を埋めました。
ちなみに、、、 ワックスの緑が濃い部分と薄い部分の2色に見えますが
その境目の少し下が接着箇所になります
石合わせ うん、いい感じです
地金になってから左右を倒しこんだら珊瑚が留まるイメージができたので、このままキャストへ
キャストからあがって来ました。
こ、これは、いい感じに仕上がるかも、、、
と自画自賛モードに突入中 でした。 ハイ
リングの裏側は着け心地を少しでも良くするように丸みをつけました。
このリング、見た目よりは着け心地は良かったです。^^
最後に珊瑚を固定します。 左右の地金をゆっくりと倒して固定しました。
そして完成~
最後はデザイン提案したワックスです
丸みのあるオーソドックスな指輪と個性的なシャープ感のある指輪をご提案しました
さぁ~今月もあと2日
がんばって製作です~☆
※ 同じお客様で赤珊瑚のリングをゴールドでもしました、こちらも合わせてご覧ください☆
赤珊瑚(サンゴ)のメンズリング|シャープ感のあるゴールドで製作
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