アンティーク調
12月も中旬になってきました~
何とか今年中に仕上げたいジュエリーがいくつかあるので、製作に奮闘中、、、
ま、間に合うかな、、、(^^;)
さて、今回のご紹介はオーダーメイドで製作した アンティーク調の結婚指輪
メンズをイエローゴールド、レディスをピンクゴールドで製作しました。
お客さまのほうよりご希望のデザインサンプル画を頂いて、リングという限られた
スペースに彫刻できるようにアレンジを加えてあります。
その頂いたアンティーク調のデザイン画より、最初にご提案したのがコチラ、、、
唐草柄と紋章が連続しているデザインでした
そこから紋章のほうを選ばれて、紋章と紋章の間の唐草柄を修正して、再びご提案
お客様の OK がいただけました~
ベースのデザインが決まるとひと安心(^^)
ここからは実際にワックスを作って、デザイン修正しながら細かい箇所を詰めていきます。
ちょっと見てもらいたいのが、CAD画像の唐草
太くて、ぼってり、した感じがありませんか?
完成品の指輪の唐草柄は悪くないバランスですよね (自分で言うな)
大きなCAD画像で見てると、実際の大きさや仕上げによる研磨で
雰囲気が変わってくることがあるんです
ワックスを何個も作って見比べてるのは、デザイン確認だけでなく、
そんなことも見極めるためでもあるんです(^^)
それでも分からない時は、、、 素材の安価なシルバーで製作しています
今回の指輪は柄が一周入っているため、後々サイズ確認ができません
なので、デザイン確認と正確なサイズ出しのためにサンプルを作製しました
そんな修正を繰り返して最終的に仕上がった、本番用のワックスです。
唐草柄が見難い、、、(^^;)
細かい箇所は切削機では柄が入らないので、彫金工具や彫刻刀で柄を作ります。
オレンジ色のワックスなのでキャストが綺麗にいくか心配だったけど、、、
綺麗に流れてました~ ここまで来るとひと安心です(^^)
キャスト肌はこんな感じなんです。
これを研磨するとキラキラするとは、、、見えないでしょ
さぁ~、仕上げ、仕上げ、ということで表面を研磨して、、、、
以前、ご紹介した ↓ こんな彫金工具でミルを抑えて、まん丸なミル打ちを入れていきます。
先端をドUPにすると、、、
これで一個一個、ミルを抑えていきます
そして、仕上がりました~
ウン、こうやって見ると唐草、いい感じにまとめられたと思います
・・・自画自賛モード中・・・(^^;)
ミル打ちのとなりの凸ラインがいい感じなんです
あっ、これはお客様にもミル打ちと凸ラインはそのまま使いたい、
と言われたりするんですよ(^^)
このカットが一番ミルの丸みが分かるかなぁ、、、
今回のお客様は大阪在住の方からでした。
メールとワックス、そしてシルバーサンプルのやり取りで仕上げていきました。
エッグでは近郊の大阪や滋賀だけでなく、関東からのご注文を数多く対応しています。
何か気になることがあれば、お気軽のでお問い合わせください(^^)
それでは製作に戻ります~
同じ時期にこんなアンティーク調の結婚指輪を製作しています。 よければご覧ください☆
アンティーク調(唐草、ミル打ち)の結婚指輪 公開日:2016/12/07
(2019.12.22 追加分)
さらにこんな細かくて繊細な唐草模様、アンティーク調の結婚指輪も製作しました。
繊細な唐草模様のアンティーク調 結婚指輪(18K) 公開日:2019/05/19
ぜひぜひ、ご覧ください~☆
<<アトリエエッグのトップページに戻る>>
- コメント (0)
-
コメント