ワックスの鋳造
京都の朝は5cmほど雪が積もっていて、あちらこちらで雪だるまが作られてました
いいですね~、雪だるま
北海道育ちのせいか、雪を見るとテンションが上がってしまいます
さて、今日はワックスの鋳造のお話。。。
ウチの工房では鋳造と彫り留めは外にお願いしています。
以前、鋳造に出すワックスの状態はブログでUPしましたが
(詳しくはコチラ https://atelier-egg.net/blog/2011/09/05/post-767/)
鋳造から戻って来た状態、、、 つまり、工場から金やプラチナで戻ってくる時は
こんな感じに普通に送られてきます、、、、 (^^;)
中身は、、、、
伝票と鋳造された製品が入ったタッパ
伝票にはそれぞれに使用した地金の重さ、鋳造の工賃、そしてヘリが
1/100の g単位で記入されています。
ヘリというのは鋳造の工程でかならず出てしまう回収不能の地金のことです。
作り手さんたちはこの伝票を見て、自分の見積もりが正しかった確認します。
そして、ワックスで送った物がこんな感じにプラチナや金で戻ってきます。
この後、鋳造物に欠損などないか確認して、欠損があった場合には
地金を盛ります。 (ほとんどの箇所は東京の工場で盛られています)
ちなみに送られてきた鋳造品には、、、、
こんな感じの湯口というものがついています。
溶けた貴金属がここから流れてきて、押し込まれた跡です。
さぁ~、ここから作り手さんの出番です
ヤスリ掛けや少しづつ研磨して綺麗に磨いていきます。
今月はこれが2回目の鋳造あがり
前回分もまだ全部仕上られていません、、、、
でも、今月末に全部仕上げます 、、、の予定です
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